【追記あり】Gmail のメールをバックアップする方法
【追記 2014年3月24日】
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Google が公式にバックアップ機能をサポートしました。この記事の情報が古い、使えなくなったというわけではないのですが、公式の機能としてバックアップしたい方は以下の記事を参考にしてください。
【公式版】Gmail のメールをバックアップする方法 - 情報系大学生のWebメモ
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Gmail のメールを EML 形式でバックアップすることができるフリーソフトが「Gmail Backup」です。
かの Google と言えども、Gmail は無料のサービスであるので、いつサービスが終わるか分かりません。また、データが紛失され、その保障がなされるとは限りません。
そこで、念には念を入れて Gmail のメールをローカルにバックアップしておくとよいでしょう。と言うのがよくある導入なのでしょうが、個人的にはバックアップよりも EML 形式で扱えるという点が魅力的でした。(結局はバックアップということと同じですけど……)
Gmail Backup のインストール
下記サイトにアクセスして、「Download gmail-backup-0.107.exe」をクリックします。
ダウンロードした
gmail-backup-0.107.exe
をダブルクリックして、インストーラーを起動します。- 指示に従いインストールを完了します。
Gmail Backup の日本語化
下記サイトにアクセスして、「rev 691」をクリックします。
ダウンロードした
gmailbackup691_jp.zip
を解凍します。解凍したフォルダにある「ja」フォルダを以下のパスの「messages」フォルダに移動します。
C:\Program Files\GmailBackup\messages
Gmai Backup の機能
バックアップ
Gmail のメールアドレスとパスワードを入力し、「ディレクトリ」をクリックしてバックアップ先のフォルダを指定し、「バックアップ」をクリックします。
「新着メールのみ」にチェックを入れると、2回目以降のバックアップからは新着メールのみがバックアップされます(2回目以降のバックアップ時には、1回目と同じディレクトリを指定する必要があります)。
「新着メールのみ」のチェックを外し、「開始日」と「終了日」を指定すると、指定した期間のみのメールがバックアップされます。
容量にも依りますが、バックアップには数十分掛かります。
バックアップしたメールのファイル名は、下記のように受信日時、送信者のアドレス、件名(英語のみ)となります。
2013_12_20131221-012313-example@gmail_com-_-1.eml
リストア
バックアップと同様にして、Gmail のメールアドレスとパスワードを入力し、「ディレクトリ」をクリックしてリストア元のフォルダを指定し、「リストア」をクリックします。まだリストアは試していないのですが、ラベルはリストアできないようです。
Google アカウントの乗り換え時に使用すると便利だと思います。
雑感
Aさんから受信したメールをBさんに見せたい時に転送をしていたのですが、転送メッセージなどが付加され見にくくなるのが不満でした。
Gmail のメールを EML 形式として扱うことで、Bさんに「Aさんからのメールを添付したので目を通して下さい。」などと連絡することができ、自分のメールとAさんのメールをファイルとして分けることができるのが便利だと思います。