Sublime Text 3 で複数のタブを重ならないようにする方法
Sublime Text 3 で複数のファイルを開くと、それらのタブが重なって表示されてしまいます。Sublime Text 2 のように、複数のタブを開いたときにすべてのタブの幅が均一に表示されるように設定する方法を紹介します。
Sublime Text 3 のタブの重なり
Sublime Text 3 で複数のファイルを開くと、正確に言えば、複数のタブ幅がウィンドウ幅以上になれば、非アクティブなタブが左右のどちらかに重なって表示されてしまいます。
タブの横にある矢印をクリックすると、タブを左右にスクロール(スライド)することができます。矢印をクリックしても、タブの移動はしません。
Sublime Text 2 から Sublime Text 3 に乗り換えてしばらく経つのですが、ウィンドウ幅以上にタブを開くことがなかったのか、最近までこの機能に気が付きませんでした。また、矢印をクリックするとタブが移動するのかと思っていました。矢印の動作は直観的ではないような……
Sublime Text 2 や Chrome のように、すべてのタブ幅が均一に表示されるほうが好みの人も多いのではないでしょうか。
すべてのタブ幅を均一に表示する方法
- Preferences → Settings - User を順番にクリックして、ユーザー設定のファイル
Preferences.sublime-settings
を開く。 以下のコードを追加して保存する。
"enable_tab_scrolling": false,
※文末のカンマ ,
に注意してください。Sublime Text 2 では最後の行の文末にカンマがあるとエラーになります。Sublime Text 3 では最後の行の文末にカンマを記述してもエラーにならないようになりましたが、安全のために最後の行の文末にカンマを記述しないことをオススメします。
上記の手順で、すべてのタブ幅を均一に表示することができます。併せて、矢印も非表示になります。