Markdown ファイルの関連付けを Sublime Text 2 から 3 へ変更する方法
Windows で、Markdown ファイル(拡張子 md
)は特定のプログラムへの関連付けが行われておりません。そこで、.md
ファイルにテキストエディタを関連付けしている人も多いかと思われます。
.md
ファイルに Sublime Text 2(以下、ST2) を関連付けしていたのですが、Sublime Text 3(以下、ST3) を使用するようになったので、ST2 から ST3 へ関連付けの変更をしようとしました。しかし、この関連付けの変更ができないという問題が生じてしまったので、その解決方法を説明します。
.md
ファイルと Sublime Text の場合に限らず、ある拡張子と同名の実行(.exe
)ファイルの関連付けにも適応できると思います。また、Windows 7 の場合で説明しますが、それ以外の Windows OS でも似たようにやればできると思います。
規定のプログラムの確認
.md
ファイルの規定のプログラムが ST2 になっていることを確認します。
コントロールパネルを起動して、プログラム → 規定のプログラム → ファイルの種類をまたはプロトコルのプログラムへの関連付け とクリックします。パスは コントロール パネル\プログラム\既定のプログラム\関連付けを設定する です。
拡張子 .md
を探して、「現在の規定のプログラム」が「Sublime Text 2」となっていることを確認します。
ST2 から ST3 へ規定のプログラムを変更するが……
拡張子 .md
を選択して、「プログラムの変更…」をクリックします。
「ファイルを開くプログラムの選択」ダイアログが開かれるので、「参照」をクリックします。
ST3 をインストールしたパスを開き(通常は C:\Program Files\Sublime Text 3 )、sublime_text.exe
を選択して「開く」をクリックします。
「ファイルを開くプログラムの選択」ダイアログの「ほかのプログラム」に ST3 が追加され……
ずに、ST2 が追加されてしまいました。ちなみに、このST2 を選択して、「OK」をクリックしても、ST3 への関連付けを行うことはできませんでした。
規定のプログラムの変更ができない原因
ST2 から ST3 へ規定のプログラムを変更することができない原因は、ST2 の実行ファイル名と ST3 の実行ファイル名が同名の sublime_text.exe
となっているためです。
ST2 から ST3 へ規定のプログラムを変更する方法
※レジストリを変更するので、操作を誤ったら Windows に重大な障害が及ぼされます。あくまで自己責任で設定を行ってください。
Win + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「regedit」と入力して「OK」をクリックする
レジストリエディタが開かれるので、以下のキーを開く
HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\sublime_text.exe\shell\open\command
「(規定)」を右クリックして、「修正」をクリックする
「文字列の編集」ダイアログが開かれるので、「値のデータ」の
"C:\Program Files\Sublime Text 2\sublime_text.exe" "%1"
を"C:\Program Files\Sublime Text 3\sublime_text.exe" "%1"
に変更して「OK」をクリックする
以上の手順で、Markdown ファイルの関連付けを ST2 から ST3 へ変更することができます。コントロールパネルで確認すると、「現在の規定のプログラム」が「Sublime Text 2」から「Sublime Text」へたしかに変更できています。